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MPPT(最大電力点追従)方式の動作確認!?
2015年10月08日 (木) | 編集 |
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1ヶ月前までの悪天候がウソのように、良いお天気が多いですね♪
良かったり悪かったり、こうやってある程度均されていくんですね。

それはそうと先日発電所に行ったときに、単なる興味本位でパワコン毎の"内部計測値"を見てみました。
以前から何度か登場している”なんちゃってメガネ”に使用している発電量モニターですが、パワコン毎の運転状況が確認できます。

151008-2.jpg

ただ、”なんちゃって・・・”なので遠隔では操作できないのですが、、、

なかなか見る機会も無いので、ここぞとばかりにピッピと操作をして全パワコン(9台×3基)を見てみました。

同じ構成なのでほぼ同じような値なのですが、パワコンに入力される直流電圧と直流電流(太陽電池出力)に大きな違いがあるパワコンをいくつか見つけました。

ちょっと写真では見にくいですが、左が1号基、右が2号基の同じ9番目のパワコンの状況です。
・1号基: 直流電圧 229.9V 、 直流電流 23.8A
・2号基: 直流電圧 205.3V 、 直流電流 25.6A

151008-1.jpg


最初、電圧を見て1割以上の差があるので、一瞬、「2号基のパワコンが壊れた???」と思いました。
が、すぐに「これが噂のMPPT方式制御!?」
とMPPT方式を思い出し、電流を見てみると予想通り2号基の方が多い!

ご存知の通り、電力(W)は、電圧(V)×電流(A)。
なので、電圧が低くても電流が多ければ良い訳です。

MPPT方式は、気象条件やパネルの固体差などで常に変動する最適動作点を追従してくれる機能です。
と言う事で、この瞬間は、1号基では229.9V-23.8A、2号基では205.3V-25.6Aが、各々の最適な動作点として選ばれた値になります。

全パワコンを確認しましたが、6、7台が200V、残りは230V付近で運転していました。
このときは薄い雲がかかっている状態で、その微妙な太陽光と固体差で動作点が分かれたのかと思います。

それでもほぼ同じ条件で違いがあるってのも、少し不安がありました。
が、この後、スカッと晴れた時には、全てのパワコンでMAXの5.5kWまで発電していたので、まあ故障では無いかなと。

MPPT方式制御なんて能書きでは良く見ますが、実際の動作確認はなかなかしないものなので、今回は意外と良い経験をした感じですd(^-^)

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